みなさん、こんにちは!
『あれこれふぁーむ』のはっぴー&いっそんです。
こちらのサイトは、農業に魅せられた20代女子2人(はっぴー・いっそん)によって運営されています。2021年4月の農業法人立ち上げに向けて、諸々準備中ですが、今後の活動&これまでの活動について記録を残していきますので、農業に興味のある方はぜひご覧くださいませ。
今回はざっくりと、紹介記事的なものです。
耕作放棄地を借りて畑にした話
実際に畑をスタートさせたのは、2020年5月。コロナウイルスが猛威を奮い、緊急事態宣言があった4月は、ビデオ通話で計画を立てながら、なんとかモチベーションを上げつつ…宣言解除後の5月からは、無事に畑仕事をスタートさせることができました。
待っていたのは荒れ地〝耕作放棄地〟
緊急事態宣言中、「畑がやりたい」と意気投合したはっぴーといっそん。
しかし、不要不急の外出を避けるため、実際の行動にはうつせず、ビデオ通話で計画を練ることに。
「まずは土地探し!」ということで、安い山を探し始めました。ネットで調べてみると、付近の山の情報はあまり掲載されておらず…(※1)
実例として「地元の人の紹介で」というケースが多くヒットしたこともあり、知り合いに〝土地持ち〟の人がいないか、探すことにしました。
(※1)…コロナの影響でワーケーションが注目され、地方の需要が高まっているなか、最近メディアでも取り上げられている、手軽に売りに出ている山を調べることができるサイト「山林バンク」などで調べました
…数日後。
はっぴー「いっそん!じいちゃんが放置してる畑があって、お父さんも山もってて…きちんと計画書見せれば使っていいって…!!今度下見してくる!!!(興奮)」
と、あっけなく土地問題解決…!✨
よくある話ですが、東北の田舎では
「土地があるが、おじいちゃんおばあちゃん達では手が回らず、年寄りだけなら畑も小規模で間に合うので、代々受け継いできた土地のうち、使いこなせているのはほんのひと区画のみ」
というパターンが珍しくないんだそう。
実際、2020年11月現在も、おじいちゃんの畑の周りに似たような放置状態の畑が複数ある状況です。
話は脱線しますが、この「耕作放棄地」の活用を目的とした法人化を、来春に予定しています。
まずは草刈り、土づくり

緊急事態宣言が解除され、5月末に初めて2人揃っての訪問。予想以上にボーボーに伸びた雑草達は、軽く腰の位置を超えています…
上の写真より、下の方が伝わりやすいかな…?

……うん、、ボーボーです!
ここを6月に入ってからカマと草刈り機で一掃。
なんとか1日で下のように草を撤去することができました。

さて、ここからがもっと大変。
ここは昔からイノシシさんが出るみたいなので、作物の周りに網を張り…まずは下の写真のように網1段で構成しました。(土もガチガチだったので耕運機で土を起こしてからの作業です。週末のみの活動なので、この時点で既に6月末)

獣害については別記事で詳細を説明しますが、実はこの後おサルさんが出没
急いで屋根代わりのキュウリネットを張り巡らせ、目くらまし作戦を決行!

山あり谷ありで、なんとか上の写真のような形に(ちなみに既に7〜8月突入)。しばらくは様子見。
かと、…思いきや!?

やられました。ナス、食べられました。
キレイにもぎ取り、贅沢な食べ方をしてポイっ、、、
猿との戦いのゴングが鳴りました。
今回は軽く触れる程度なので、ババっとお話ししますが、結果的に網を2段に。屋根も高くし、最盛期の夏野菜達は無事に終わりを迎えることができました✨
写真はこちら↓

身長よりも高くなるように拡張し、トビラ付きに進化させました最高!
ですが、猿との戦いは終わっていません…。
これまでの6ヶ月ほどで10種以上の野菜を育てましたが、幸運にも被害に遭ったのはごくごく少しのナスとキュウリのみ。あと唐辛子を引っこ抜かれたりはあったけど…
あまり被害にあっていないのが現状です。謎
ですが、彼ら、
※畑には入っているのです※
今、畑は秋冬野菜と冬超えの春野菜の準備中で、実っているものも少なく、あまり魅力的な野菜はありませんが、最近ちょくちょく入られている?みたいです。大きな被害こそありませんが、策を考えなければなりません。
いっそん「ふぅ…戦いに終わりはありませんね…また詳しくは、後でまとめます!」
(2021年1月24日)
(収穫物の例)
